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光を孕む書道 ~Misuzu-ism~

SAKURA

この度の個展に出品した書作品「桜」です。

私は奥出雲の実家の屋敷跡に何本もの桜が道沿いに並んでいるのを見て、この世の春をいとおしんでいるように思い、奥出雲に暮していた祖先の「日々の営み、暮らし」に思いを馳せました。そんな特別な思いもあって、「桜の書家」と名乗っています。
毎年、SAKURAの美しい場所や神社で、桜の花を拾って、押し花にしてお便りに添えています。

次のような感想を寄せて下さいました。

この「桜」書は土手の上に昔から立っている老木ですが
力強く、枝振りが広がって夜空と一帯になり、金色の
花びらを惜しげも無く降りそそいでいるような、まるで
絵画にみえました。(N氏)


SAKURA_a0098174_2295548.jpg


書も絵画のように鑑賞して下さる「自由な心」をお持ちの方々が多くなって来ていると思います。
「読める、読めない、難しい」ではなく、絵画同様、線から感じられる「自分の心」と向き合って戴ければ倖いです。

  感謝

小阪美鈴オフィシャルHP
by shobirei | 2012-01-30 22:28 | 神戸の女流書家 | Comments(0)