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光を孕む書道 ~Misuzu-ism~

如何お過ごしですか?

随分と日にちが経過してしまいました。

7月に入って6月を思うと、なんだか思い出せない位、いつもながらあわただしく日々が過ぎて行きました。

東京から帰って、すぐに伊勢志摩スペイン村に遊びに行きました。
雨も降らず、宿泊ホテルも快適で、日常から離れたスポットで遊びました。
如何お過ごしですか?_a0098174_18184315.jpg



20日は友人の結婚式が北野ホテルであって、しあわせ一杯オーラをおすそ分けしてもらった感じ(^_-)-☆

27日には石川九楊の「近代書史」の講演会に京都へ出向きました。
もっぱら参考資料を読んでいる日々ですが、生講演は刺激があっていいです!!!!!

最後の質疑応答で質問にされた内容は私も解明したい事案ですが、限られた時間内で、かなり不完全な印象が残った。

それは、、、

文学を書くと「書作品」になるのか?

文字を掻く、蝕、という現象から現れる「文字」に「可読性」という必要性はないのか?????

という書家にとって究極の命題でした。

誰もが納得する明快な解答はないでしょう。

芸術としての「書」、伝達使命を持つ「書」

ここ100年来のさまざまな現代書は、誰も何も解決していないのです。

たとえば「ピカソ」のような、有無を言わせない「作品」がいつの日か登場する日まで・って思っています。

そんなことを考えて前に進んでいない自分がいます(=_=)
by shobirei | 2010-07-05 18:52 | 神戸の女流書家 | Comments(0)