2013年 05月 18日
宋・米芾の書「葉」
~ 米芾の葉~
新緑が美しいですね。
風に木の葉が揺れて、様々な感情を運んでくれます。
宋時代の書家、米芾の「葉」が脳裏をかすめました。
米芾は晋唐の書の鍛錬をよくし、その上で溌剌とした鮮やかな書風を確立しました。
私が書を専門的にはじめたころに魅了され、その書体と技術を会得したいと頑張った当時を思い出しています。
凄く難しくて困難を極めた思いが残っている。自分の未熟さを思い知らされた書のひとつである。
最近又気になっている「米芾」で、臨書に励みたいと思う。
初夏らしい今日、ベランダにクレマチスの花が咲きました(*^_^*)
一輪挿しで楽しんでいます。
因みに一輪挿し花器は、倉吉市白壁土蔵群にある宮内庁御用達創作工房「中野竹芸」さんのものです。
小阪美鈴オフィシャルHP
by shobirei
| 2013-05-18 00:21
| 神戸の女流書家
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