人気ブログランキング |

ブログトップ

新書道 ~Misuzu-ism~

かくしがまえ医・はこがまえ匠

梅雨本番ですね~

皆様、いかがお過ごしでしょうか~

神戸発信のconceptual 書art女流書家小阪美鈴です。




先日、生徒さんから、

「医」のかくしがまえ、

「匠」のはこがまえ、

の相違についての質問を受けました。


netで調べる事位は、今時誰でも出来ますので、


書家としての長い書歴で蓄積している文献を読み返しました。

文字に関する興味・関心・追求は、止まりません!

当たり前っちゃー当たり前!!!!!



調べてみましたら、

医のかくしがまえは

矢を箱の中におさめている形です。

匿名の匿のように、隠すと意味合いをもつようです。

医は、醫の略字として現代の常用漢字に用いられています。


かくしがまえのつくりの由来は、呪器としての矢を殴つ形で、それが、古代医術の方法であったようです。

その医は、秘匿のところで巫舞を行い、

呪矢を秘匿のところに収め、

これに向かって祝祷し、これを殴ち、

その呪霊によって病魔を祓うと言う意味合いがあるようです。


古く医療には、巫術や、呪具を用い、また酒を用いたので、醫の字が作られた、と文献には記されています。




はこがまえは、礼器、祭器であり、

匠は、そのような器を斤を用いて製作することです。

斤は、器を作る所以なり、とあります。

大は都の建設から、小は車輿弓矢の矢に至るまで、すべて斧斤をもって製作するものを匠といい、

後にそれぞれの術に達した者を宗匠、師匠、鵜匠、鷹匠というようです。



よって、結論としては、

呼び名通り、かくしがまえ、かこがまえと、言われているようですが、、、



現代においては、筆順、形は余り考えなくて良いです。

厳密には、上下どちらかが長いとか、

下が丸くとか、あるようですが、

名筆と言われる古典書でも、明白な相違は見られません。



まったく成り立ちの意味合いは異なりますが。。。



やはり醫、医の成り立ちは呪が根底にありますね。


文献を調べて漢字の成り立ちの面白さ、興味深さに、改めて虜になりました。

簡単に記してみました。


やっぱり文字は研究に値します☆
a0098174_22382532.jpg





そんな日々の暮らしの中の和みは、美しいもの、お気に入りに囲まれて暮らすこと・


なんだか落ち着く旧居留地にある神戸大丸で

新潟県の和紙陶器
をget!(^^)!

a0098174_22103081.jpg


一目ぼれしました~
手前の茶托は、実家から伝わる江戸時代のものです。

急須とかあれば追加購入したいな。。。


そして、
リラックスtea time
a0098174_22125623.jpg

葛餅を冷やしてました。


「深呼吸  ひと休み」


Misuzu Kosaka official HP
by shobirei | 2016-06-20 22:30 | コンセプチュアル書ART | Comments(0)