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光を孕む書道 ~Misuzu-ism~

神戸から、ゆく川の流れは絶えずして、しかも、

もとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし



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小阪美鈴書「鴨長明 方丈記抄」


新書道神戸発信女流書家小阪美鈴です🖌️

世界中に恐ろしい「疫病」が蔓延し、

発信する言葉も見つかりません。

言葉を文字、心象で表現し、

「言霊」から

心の安寧、共感を得て、

共にお互いに寄り添いたいですね




医療的なこと、政治家の成すべき事は、
難しいけど

しっかりと把握、理解しないと~
と、実感しています


現代社会はお金が最重要案件になるから、

複雑ですね~



有名な「方丈記」は、
西暦1212年(建暦二年)、鴨長明58才の頃、書かれ、

鴨長明は、

安元の大火、

治承四年の辻風、

福原遷都、

養和の大飢饉、

元暦の大地震

いわゆる五大厄災を身をもって体験しています。


養和の大飢饉の後には、

「あまりさへ疫癘(えきれい)うちそひて、まさざまに、跡かた無し」

・前の年はやっとの事で暮れたが、
明くる年は疫病まで流行り、立ち直る兆しさえ見えない、と

凄まじい光景を、
まるで、ドキュメンタリーのように、
臨場感ある実況中継のように、

「方丈記」に書き遺してくれました。

世を儚むのではなく、

見たままを書いた鴨長明の「方丈記」は、

今を生きている私たちに

古来から変わらない
「人のこころ」は

河の流れのように、
「今」に伝わっていると
私には思われます

私の暮らす神戸市には、
非常事態宣言が出されています。

外出は極力控え基本、買い出しのみ。

フェイクメールが
3通も来ました。

ごもっともな内容だから
悪質です。

早く晴れる日が来ますように🌠

明日天気になーれ💗








by shobirei | 2020-04-10 21:48 | 女流書家 | Comments(0)