神戸から、宮沢賢治☆ポラーノの広場に思うこと

もう10年以上も前になるかしら、

六甲道の古本屋で

「小倉豊文著・宮沢賢治の手帳 研究」に出会った。

又々お久しぶりです🔔

ご訪問をありがとうございます

新書道神戸発信女流書家小阪美鈴です🖌️

⭐

フラリと立ち寄った古本屋で、

何を探すともなく店内の古本を見ていたのね、、、

知り合いの出版された詩集本があり、

～わぁ、これが100円💦～

と興味津々で

並ぶ本達を眺めていた(特に探してる本もなかったので～)

⭐

どのタイミングだか、はっきりとした記憶はないけど、

この古本に目が止まり手に取っていた。

子供の頃に父が読み聞かせてくれた

宮沢賢治だわ🍀

だけど凄く学問的な感じ📖

⭐

ほとんどの日本人の琴線に触れる、

宮沢賢治の、

深い煉瓦色のレトロな本。

「宮沢賢治の手帳 研究」

ん千円はしたと思う。

購入して、私の書物になった。

彼が病床で認めた一冊の小さな手帳

「宮沢賢治の手帳 研究」

を興味深く読み、

詩、俳句、童話、戯曲、童謡、学生、

農業研究指導者、宗教者、科学者、芸術家等、

宮沢賢治の生き様が、

手帳の研究により、

深い見地、慧眼で著されていた。

宮沢賢治本は、

何度も読み、言葉を書にしているのに、

知らないことだらけ、

私は読書家ではないけれど、

書関連の本に関して言えば、

「読書家」と思う。

⭐

とにかく、

文字の成り立ち、

中国、日本に於ける文字の変遷、書体、歴史を深く知りたくなる。

古典書、句集、詩集等、

その時にビビっと響く

書きたいと思える言葉が見つかるまで、

本を探求する。

⭐

いつだったか、

この古本の間に

一本の四つ葉のクローバーを発見したの～🍀

このサプライズ、

お宝が舞い込んだ感💖

静かな感動だわ～💗

何人の方が、この本を自分の持ち物とされ、

いつから

このクローバーは押し花にされているのか～🍀

歴代所有者の、

宮沢賢治愛と浪漫を通過して、

私の元に来た～🍀

古本なのに、

過去が深遠な未来に感じられ、

未知の世界に誘われる。

昭和27年発行のこの本、

著者の落款「豐文」が、

捺され

貼られている。

凄いよね🌠

今の出版界には

考えられない。

売るより

宮沢賢治を研究する人が買えば良い、

著者、出版社の

誠実さ、尊厳が伝わってくる。

⭐

面白いことに、

学術的な著者の空想、ユーモアもあり、

この本の内容は、

難しいとけど、

知らないことを知ることになり、

興味深いのよ。

有名な童話は多いけど、

私は

「ポラーノの広場」が好きだ💓

☆つまくさ灯す 夜のひろば

むかしのラルゴを うたひかわし

雲をどよもし 夜風にわすれて

とりいれまぢかに 年ようれぬ

まさしきねがひに いさかふとも

銀河のかなたに ともにわらひ

なべてのなやみを たきゞともしつゝ

はえある世界を ともにつくらん☆

童話の最後に出てくる歌なのです。

宮沢賢治は、

「星めぐりの歌」等、

歌曲作曲者でもあるのよね🎶

多才と言う言葉では足りない。

知的は勿論の事、

本当の芸術の心を、

抱えた

悩み多き人物であったと

物静かな風貌から、

語りかけてくれる。

最後のページです↑

あぁ、書き出したらまだまだ書き足らない～

今日はここらで、

「ひとやすみ 一休み」

⭐

偶然にも今日、

8月27日は宮沢賢治の誕生日でした！

「ポラーノの広場」より一節を、

作品制作をしてたなんて、不思議です🖌️

⭐

今は、

コロナや、熱中症やら、

良いニュースは少ないけど、

宮沢賢治の宇宙感で

脳内は

刺激を受けているのに、

ポワーン(´ｰ｀).｡*･ﾟﾟとなれたりしています。

あ、

私事ですが、

藤井聡太二冠の、

観る将してます📺

秋遠し、

ご自愛くださいませ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆(’-’*)♪

(Hpをリニューアル中です。コンテンツが多過ぎて長引き中🤩)

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