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新書道 ~Misuzu-ism~

出雲・亀嵩

6月3日島根県の出雲・亀嵩の先祖のお墓に父の納骨に行った。

お墓は、小高い山にある。
平成4年までは、故人の墓石が個々に立っていたのだが、平成4年に父が**家奥都城(おくつき)として統合した。
父は自分で建てた墓にこの日、納骨、入った。

色々私の知らない、事情が、父の「死」により、葬られた。

1999年の初個展のとき、当時神戸新聞記者で、鋭い美意識と美文で知られた、山本忠勝氏の取材を受けた時、「今までに何か、事情をお持ちですか?」と聞かれた。

18歳の時、戸籍謄本を、偶然に見るまで、自分の出生の秘密を知らなかった。
その時の様子を山本氏に話した。

後になって思えば、山本氏が拙書を見て、私の影を見抜いておられた。

見えない潜む何かをお感じになられる、人並みでない洞察力をお持ちであるが故に、批評家として、その文章に多くのファンをお持ちになり、多くの作家、芸術家を温かく励ましてこられたと思う。
そんな、尋常でない審美眼と洞察力をお持ちの山本氏が拙書をお認め下さったという事実が、私の書家としての「命の恩人」であり、根底を支えていただいている。

初個展作品が記事になった時、父は3キロ痩せて、母は「美鈴の復讐だと思った」と私に語った。
私には、今もってその意味が解からない。
記事になる、公(おおやけ)になるという事はこういう事なんだと認識した。


父と母の事情は知らなくてもいいのだと思っている。

私も「大人」になったモノだ。

今日はチョット深刻になっちゃいましたね。

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亀嵩は「砂の器」の舞台であり、映画のロケが行われたらしい。
その後、「玉峰山荘」で一席持った。立派な温泉旅館であった。

新しい時代が、過疎の地にも及んでいた。

砂の器

小阪美鈴サイト
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by shobirei | 2008-06-13 00:20 | Comments(0)